不受理申出制度とは何ですか。

不受理申出制度とは何ですか。

 

 

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1 不受理申出制度

 

  協議離婚は、離婚届を提出することによってなされます。そのため、配偶者の一方が他方の配偶者の同意を得ることなく、無断で離婚届を提出することも可能です。そこで、これを防止するため離婚届不受理申出制度(戸籍法27条の23項)が設けられています。

 

  不受理申出制度は、夫婦の双方又は一方の知らない間に、協議離婚の届出がされ、戸籍に真実ではない記載がされてしまうことを防止するために、申出をした者を本人とする協議離婚の届出がされた場合に、その本人が自ら市区長村役場に出頭して届出をしたことが確認されない限り、その届出を受理しないように、あらかじめ市区町村長に申出をしておくことです。

 

 

2 提出方法

 

  不受理申出は、不受理申出書を提出して行います。この場合、原則として、申出人が自ら市区町村役場の窓口に出頭し、その氏名及び住所又は生年月日を明らかにしなければなりません。通常は、運転免許証等により本人の確認を行います(戸籍法27条の21項)。

 

 

3 有効期間

 

また、不受理申出の有効期間はありません。しかし、不受理申出を取り下げることはできます。これは、市区町村長に不受理申出の取下書を提出して行いますが、申出をするときと同様に運転免許証等により本人の確認を行います。

 

 

 より詳しいことにつきましては、離婚実務に精通した弁護士にご相談ください。