離婚したい!どう切り出していいか分からない方へ

悩む女性

・離婚したいけれど、どのように切り出せば良いかわからない
・離婚はいつのタイミングで切り出すのが良いのか?
・先に離婚を申し出ると不利になる?

離婚を考え始めたけれど、切り出すタイミングや方法が分からないというお悩みは良くお聞きします。

今回は弁護士がお勧めする離婚の切り出し方やタイミングをご説明します。

1.離婚を切り出す前に証拠を集める

通帳

「離婚したい」と考えると、どうしても気持ちが先走って何の準備もせずに相手に「離婚して」などと言ってしまいがちです。

しかし準備なしに離婚を切り出すと不利になる可能性が高まります。

離婚するなら、必ず相手に切り出す前に「証拠」を集めましょう。

たとえば財産分与の証拠として預貯金通帳や不動産の全部事項証明書、証券会社や保険関係の資料を集めて原本やコピーを手元に保管します。

相手が不倫しているならその証拠も必要です。

2.希望する離婚条件を決める

メモを取る人

離婚するときには、離婚条件も取り決める必要があります。

たとえば親権や養育費、財産分与や慰謝料などの事項です。離婚を切り出す前に、どういった条件で離婚したいのか考えておきましょう。

希望条件が決まらないまま離婚の話を進めようとしても、紛糾してトラブルが大きくなってしまう可能性が高くなります。

3.余裕のあるときに切り出す

マグカップ

離婚の話を持ちかけるタイミングは、なるべくお互いに余裕のある時間にしましょう。

たとえば休日の食後、お互いがリラックスしている時間などです。

たとえば平日の朝、今から仕事に行かねばならない時間や子どもを迎えに行かなければならない時間などに離婚の話を切り出すと、相手も気が立っていてトラブルになる可能性が高くなります。

4.感情的にならない

夫婦

離婚の話をしていると、どうしてもお互いが感情的になってしまいがちです。

しかし感情的な言い合いをしてもまったく話は先に進みませんし、トラブルが拡大するだけです。

相手が感情的になってこちらをなじってきても、心を落ち着けて冷静に対応しましょう。

事前に考えておいた離婚条件を提示し、あくまで相手の意見を聞き出すなどビジネスライクに対応する姿勢が重要です

5.事前に弁護士に相談するのも有効

髙野弁護士

離婚の話を切り出すとき、自分一人では不安を感じる方が少なくありません。

自分で考えた離婚条件が不利になっていないか?証拠は充分か?など確かめておくと安心です。

相手に離婚を切り出す前に、一度弁護士に相談しておけば必要なアドバイスを受けられて安全に話を進められます。もめそうなときには弁護士に交渉を依頼することも可能です。

当事務所では離婚のご相談に積極的に取り組んでいます。群馬県で離婚を考えてお悩みの方がいらっしゃったらアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談下さい。